2023年1月15日日曜日

159) 【徒然に】トークショーで初めてのMC

このブログの 155) でもふれましたが、昨年10月末に文京シビック小ホールで開催の「シビックシアター☆トークショー」で司会と国広富之さんとのトークショーでMCを依頼されました。MCをもうけるのは文京区の講演会でも稀のようです。私も初めての経験でしたが、ご依頼を受けその重みと同時に光栄にも思いました。

ただ、お引き受けするか逡巡しました。ずぶの素人の私です。台本通りに喋る司会とは異なり、MCはイベントの進行役、演者の魅力を引き出しながら上手くまとめ、機転を利かせる事が必要です。またハプニングへの対応も不可欠です。

しかし友人が背中を押してくれました。『あなたなら出来る。その姿を見てみたい』と。友は有難いものですね。6月の「ひとり朗読会」の時も、友人達のおかげで催せました。そんな訳で今回も思い切って引き受けた次第です。

決心した私は黒子に徹し、ゲストの国広富之さんに気持ちよく話をして頂き、その魅力を存分に引き出そうと思いました。そして何よりお客様に楽しんで頂いて、退屈させないことを第一に考えました。

トークショーは台本無しのぶっつけ本番です。自然体で臨めるように努めました。MCが緊張していてはお客様にその緊張が伝染してしまうからです。下準備を整え、国広さんに打ち合わせ&雑談時間を頂き親睦を図りました。少しだけ心を通わせることが出来たのです。

おかげさまで お客様や文京区の幹部の方々に高評価を頂きました。お客様のアンケート結果が、なんと 満足度87% との事でした。皆さまに喜んで頂けたことが、私にとって何よりの労いとなりました。仲間たちにも応援して頂きました。支えてくださった皆さまに感謝です。

※その様子は「イベント・その他」欄に掲載しております。

神田明神


神馬あかりちゃん







2022年12月25日日曜日

158) 【徒然に】絵本読み聞かせ講座 その7

絵本の読み聞かせ講座 最終回(全12回)は実践の場である発表会です。一グループ5人づづの3グループに分けられました。そして絵本の選書は各グループで其々がプレゼンを行い読む本を決めました。2週間にわたりプログラムやポスターを作り、前週はゲネプロまでありました。本格的です。

私は『かんぺきなこども』を読ませて頂きました。フランスの翻訳絵本です。
‘完璧な子ども’ を求めて〈こどもストア〉に出向く夫妻。お店では好みの子どもが買えるのです。斬新な発想で風刺に富んだお話です。本当は怖い話なのですが、可愛らしい絵で ユーモア溢れる絵本でもありました。ぜひ大人に読んで頂きたい絵本です。

話が脱線しますが『かんぺきなこども』を読んでいて、大学の同級生 Kさんを思い出しました。Kさんは、当時女子の間で憧れの “東洋の神秘” と言われた トップモデル 山口小夜子さんの ‘おかっぱ頭’ をまね、いつも すまし顔で闊歩していました。

その彼女の放った言葉が忘れられません。ある時 私がサークルの後輩を「あの子、綺麗ね。」と褒めた時、「○○ちゃん(私のこと)はあんな子が好きなの?」とKさん。「いや、別に好きとか嫌いとかではなく・・。」と私。「ああいう顔はデパートで ‘美人ください’ って言うと 出てくるような顔よ。」と言い捨てました・・。今回 その衝撃的な発言と共に彼女のことを思い出しました。


さて、発表会当日はとても寒い日でした。そんな中 関係者の他に数人の大人と4歳と1歳半の兄弟を連れたお母さんが聴きに来てくださいました。よちよち歩きの弟くんはお母さんの胸元で、4歳のお兄ちゃんは最前列の真ん中に陣どり 聴いてくれました。

でもその内 お兄ちゃんはうろちょろと動き回り、観客席を見回したりしていました。そして時おり 読み手の顔をみて「どうして?」とか「すごいね!」等と 質問や感想まで述べているのです。合いの手です。ちゃんと ‘聴いているぞ’ というアピールでしょうか。絶妙でした。

全員の発表が終わると講座の修了式がありました。私が修了証書授与の順番を待っていた時です。その4歳の “年下の男の子” が近寄ってきて手を繋いだのです男の子は胸にサンタさんのアップリケがついた 可愛らしいTシャツを得意げに着ていました!そして私の顔を見て ‘ニッ’ と笑いました。

みなさま、各々 味わい深い『読み語り』でした。朗読の仕方も人それぞれです。上手でなくても伝わる読み方があります。その方 その方の醸し出す「世界」があり、楽しみがあります。とても奥が深いです。突き詰めて言えば、そこに読み手の人間性が表れると私は思うのです。

※講師が朗読した絵本
⑴『そっと いちどだけ』(作:なりゆき わかこ、絵:いりやま さとし) 
◎素晴らしい絵本でした。私の忘れられない一冊となりました。
※借りてきた絵本
⑴『かんぺきなこども』(作:ミカエル・エスコフィエ、絵:マチュー・モデ、訳:石津 ちひろ)
⑵『だいじょうぶ だいじょうぶ』(作・絵:いとう ひろし)
※以前 購入した絵本
⑴『チェンジ・ザ・ワールド! ~世界を変えた14人の女性たち』(作:スーザン・フッド、絵:13人のすばらしき女性画家、訳:渋谷 弘子)












2022年12月15日木曜日

157) 【徒然に】絵本読み聞かせ講座 その6

今回の講座では絵本の選書についても学びました。とても有意義でした。以下は抜粋です。

⑴ 具体的で分かりやすいテーマ、絵だけ見て理解できる内容。
⑵ 絵と文が一致し、時の流れや時代背景とも調和している。
⑶ 絵本のサイズは子供たち全員に見えるもの。
⑷ 声に出して心地よい、リズムがある日本語で書かれているもの。
  結末で主人公が成長しているもの。
⑸ 日頃から子どもたちの興味や関心のあることを調べ、絵本選びに役立てる。

選書というのは、改めてたいへんな作業だと思いました。
いかに「絵」が大切か、あらためて再認識しました。テーマは時代と共に広がってきます。現在、世界がかかえている環境問題とかジェンダーも含めた差別問題など等。

⑷ の「声に出して心地よい、リズムのある日本語」は、とても高度な選択です。また「結末で主人公が成長しているもの」には頭をかかえてしまいました。先ずは絵本をたくさん読むことからでしょうか。次回はグループ発表会に向けての準備とそして いよいよ「読み聞かせ」の実践、発表会です。

※講師が朗読した絵本
⑴『ごめんねゆきのバス』(作:むらかみ さおり) 
※借りてきた絵本
⑴『おこだでませんように』(作:くすのき しげのり、絵:石井 聖岳)
⑵『だってだってのおばあさん』(作・絵:さの ようこ)










2022年11月25日金曜日

156) 【徒然に】絵本読み聞かせ講座 その5

講座では「絵本の読み聞かせ」の基礎的なポイントとして、以下(抜粋)の点をあげていました。これは私が最も学びたかったことです。

⑴絵の見せ方:絵本の ‘かなめ’(絵本の中心部) を下からしっかりと持ち、本がぐらつかないようにする。そして全ての子どもたちに見えるように気を配る。

⑵読み手の顔の向きと姿勢:子どもたちに向き合い、からだが絵本にかぶらない位置につく。子どもの反応をみながら読む。

⑶ 本を大切に扱う:本のあつかい方や受け渡しの際は両手で行うなど、丁寧にあつかう。我々が子供たちに身を以て示す。教育の一つですね。

また、表現する上でのポイントとしては、
⑴面白いところ
⑵見せたい絵
⑶聞かせたい言葉
⑷子供が喜ぶところ
⑸難しいところ
などを予めチェックしておき、読み聞かせる。

あらためて、ナマの声、肉声で伝える大切さを実感しました。AIでは温かさが伝わりません。また子供たちの反応も見えません。一方通行の朗読ではコミュニケーションが成り立ちませんよね。人と人との心のふれあいが大事なのです。

そんな折、私が所属している「傾聴の会 ぞうの耳」の代表から、江戸川橋にある高齢者施設での「傾聴と絵本の朗読」の依頼を受けました。月に1~2回して欲しいとのことでした。念願だった “傾聴と朗読のコラボレーション” です。さて、初めの一歩となりますでしょうか。


※推奨された本
⑴『絵本は心のへその緒』(松居 直 著)
借りてきた絵本
⑴『おまえうまそうだな』(作・絵:宮西 達也)
⑵『あらしのよるに』(作:きむら ゆういち、絵:あべ 弘士)
※購入した
『絵本の力』 (河合 隼雄、松居 直、柳田 邦男 著) 
⑵『人生の一冊の絵本』(柳田 邦男 著)






2022年11月15日火曜日

155) 【徒然に】絵本読み聞かせ講座 その4

8月の中旬に10月29日開催の「文京シビックシアター☆トークショー」での司会とMCを依頼されました。夏バテでうだうだしていた頃です。体調や調整すべき予定もあり逡巡しておりました。が、友人が肩を押してくれ引き受けました。(詳しくは後日ブログに記載)

そんな時に この「絵本読み聞かせ講座」を知り 受講を決めました。いったん今見ている世界(かかわっている事)から離れたかったのです。 ‘絵本’ に癒されたかったのかも知れません。

そして今回いろいろな絵本を読み、あらためて実感したことは、日々の雑多なことで忘れかけていた ‘大事なこと’ を思い起こさせてくれたということです。ピュアな感性だったり、人間としての一番大切なことです。

巡り合ったどの絵本も、みんな新鮮でストレートに心に響きました。余計なことは考えなくても良いとさえ思えました。本日ご紹介した『空のおくりもの:雲をつむぐ少年のお話』は発想がゆたかで、人間の欲深さとか環境破壊など 内容は深いのに なぜか雲のようにほんわかした優しい絵本でした。

※講師が朗読した絵本
⑴『空のおくりもの:雲をつむぐ少年のお話』(作:マイケル・キャッチプール、絵:アリソン・ジェイ、訳:亀井 よし子) 
※借りてきた絵本
⑴『となりのせきの ますだくん』(作・絵:武田 美穂)
⑵『けんかのきもち』(作:柴田 愛子、絵:伊藤 秀男)






2022年10月25日火曜日

154) 【徒然に】絵本読み聞かせ講座 その3

このたび、私の「絵本」に対する認識が一変しました。さらに絵本が大好きになりました。私も含め 高齢者こそ「絵本」の読書が適していると思いはじめました。ページを捲るだけでも、きれいな愛らしい絵に心が癒されます。また内容も簡潔で分かりやすいです。そして深いです。

余談ですが、先日 ひょんなことから絵本作家の方とお話をする機会を得ました。彼女はおもに郷土史を書いておられ、絵は別の方がお描きになっているそうです。

私が「文章と絵の作家がそれぞれ別の場合 ‘絵’ はストーリー作家のイメージ通り(の世界観)になっていますか?」とお尋ねすると、「充分に私の意図を反映しています。」と仰いました。確認の為でしたが 愚問でしたね。

年を重ねたからこそ響くものが沢山あります。絵本は朗読としても、語り方次第で  ‘高齢者施設’ などでも 喜んで頂けると思いました。

受け止め方は人生経験により様々です。現に私はいつも魅了されていますし、読後は充実感があります。このブログで 私が巡り合った素敵な絵本の数々を ご紹介させて頂こうと思います。

※講師が朗読した絵本
⑴『ウェン王子とトラ』(作・絵:チェン・ジャンホン、訳:平岡 敦) 
⑵『しりとりのだいすきなおうさま』(作:中村 翔子、絵:はた こうしろう)
※借りてきた絵本
⑴『島ひきおに』(作:山下 明夫、絵:梶山 俊夫)
※以前 購入した絵本
⑴『てがみをください』(作:やました はるお、絵:むらかみ つとむ)
⑵『パンダ銭湯』(作:tupera tupera)






2022年10月15日土曜日

153) 【徒然に】絵本読み聞かせ講座 その2

思っていた以上に「絵本」は奥が深く素晴らしい読み物でした。今になって「絵本」に目覚めた感があります。絵本は作者が伝えたいことが端的にかかれ、その世界観は ‘絵’ で表現されています。無駄がありません。ストレートに思いが伝わってきます。

特に今回 写真でご紹介した2冊に私は心をわしづかみにされました。
先ず『ブルーがはばたくとき』(作:ブリッタ・テッケントラ ップ、訳:三原 泉)です。絵がとても暖かくて美しいです。しかも二羽の鳥の色はウクライナカラーです。発行は2020年3月ですが、意味深長です。

次に『これは本』(作:レイン・スミス、訳:青山 南)は風刺がきいていて、むしろ学生さんや大人に見て読んで頂きたい絵本です。今回は実際に手に取って読んで頂きたいので、内容をご説明できないのが残念です。

また、今回の講師 足立眞知子さんは ‘傾聴と絵本の朗読’ のコラボレーションを考えている私にはとても魅力的な方でした。個人的にお話を伺いたいと思いました。次回の講義が楽しみになりました。

※講師が朗読した絵本
⑴『ブルーがはばたくとき』(作:ブリッタ・テッケントラップ、訳:三原 泉)
⑵『これは本』(作:レイン・スミス、訳:青山 南)
※借りてきた絵本
⑴『てぶくろをかいに』(作:新美 南吉、絵:いもと ようこ) 
⑵『おしっこ ちょっぴり もれたろう』(作・絵:ヨシタケ シンスケ) 
⑶『くまとやまねこ』(作:湯本 香樹実、絵:酒井 駒子)