ごあいさつ

あなたは誰かに自分の胸の内をきいて貰いたいと思ったことはありませんか。
先ずは黙って ‘こちらの思い’ をきいて欲しいと願ったことはありませんか。
みんな 忙しくて最後まで他人の話などきかず、ワンフレーズで判断し誤解されてしまう事だってありますよね。

お年寄りだって同じです。年をとると少々言葉が出にくくなり、意思疎通が上手く図れなくなった方もいらっしゃいますが、誰かと話がしたいのです。話を聴いて欲しいのです!



ご病気で言葉を発せられなくなった方だって思いは伝えたいのです。こころで聴いて欲しいのです。
一緒にお年寄りに寄り添い、少しだけお話に付き合ってみませんか。
お話の中に ‘生きるヒント’ だって見つかるかもしれませんよ。

なお、このブログの開設にあたっては、私が体験し感得した体験を「独り占めにしないで、みんなと共有しては」と言う友人の一言をきっかけに、いろいろな方々のご協力を得て実現しました。



またこのブログでは、お年寄りに寄り添って話を聴く事だけではなく、病気などで上手に話せない方々に対しても、言葉にならない声 ( たとえば目の動き表情、微妙なしぐさ等 ) をこころの眼で受け止め、敬って聴くというスタンスから敢えて「傾聴」ではなく「敬聴」と言う漢字を使用しております。


阿部 裕子(あべ・ひろこ)
山形県かみのやま温泉で産湯をつかい、現在は東京都文京区に在住。趣味は庶民の信仰対象である「お地蔵さん(地蔵菩薩)」探訪。属している坂学会では「なんだ坂こんな坂」を巡り、ついでに落語散歩と洒落こんでいます。狂歌の会では諧謔を弄し、蓄音機の会で心を癒される愉悦の日々。今後は基礎から朗読を学び直し、傾聴にさらに磨きをかけるつもりです。
なお、投稿者小石とは《狂歌》での名、私のペンネームです。


(2016.11.19)