今年の誕生日は、特別養護老人ホーム「ゆしまの郷」の傾聴ボランティアで過ごしました。コロナ禍により、こちらの施設では久しぶりの傾聴活動でした。
職員さんに案内され いつもの6階フロアに着いてみると、雰囲気がすっかり変わっていました。何かが違うのです。私は浦島太郎ならぬ浦島花子状態でした。
先ず、介護士さんの数が少ないように思いました。入居者も少ないです。和気藹々とした感じがないのです。コロナの影響で人数制限があるのかなと思いました。
久しぶりにお話を聴かせて頂いたのは、豊洲で生まれたと言う80代の寝たきりの男性 Hさんでした。個室での敬聴でしたが、昼食後のせいか眠そうでしたので、少しだけのお話にしました。
食堂(ユニットリビング)に戻ると、お一人だけコロナ前にも入居されていたKさんがお出ででした。私は懐かしくてご挨拶をしましたが、Kさんは曖昧な笑顔で応えてくれました。でも、私はKさんがご健在で嬉しかったです。
その後、入浴から戻られたTさん(90代後半の女性)にお話をと思いましたが、何やら独り言を仰っていました。介護士さん曰く「以前は、テレビのテロップを読んでいた」らしいです。が、今は全くの独り言でした。
ちょっとお話を伺うと「自分の歳が 分からなくなっちゃった。」と仰いました。そして「自分の歳も分からないなんてダメね」と付け加えました。哀しげでした。私が「そんなことありませんよ。良いことです。だって 歳を取らないで済みますもの。」と言うと、にっこりとされ、笑い声をあげました。
一時間の敬聴を終え帰り支度をしていると、顔馴染みの介護士さんが わざわざご挨拶に来てくださいました。そして 今回は6階の皆さまへの傾聴でしたが、フロアにより雰囲気が違うので、2階か3階 或いは4階の方々への傾聴を薦めてくれました。帰りには各フロアのご案内までしてくださいました。
その中に100歳の女性がお二人もいらっしゃり、少しお話しを伺うと そのお元気振りに圧倒されました。とにかく 明るくにこやかなのです。長生きホルモンが出ていると介護士さんがしみじみと仰いました。本当だと実感した次第です。
その中のお一方は「お恥ずかしいですが、はい、私は100歳です!」と謙遜(?)されていましたが、私は素晴らしいと思いました。
このボランティア活動が一番私の性にあっていると思いました。私のライフワークです。今回も100歳の素敵な女性お二人をはじめ、いろいろな出会いがありました。
後日「ゆしまの郷」のオーナー M子先生からも「お知らせ下されば、ゆしまの郷に行ったのに」と言われました。うれしい限りです。敬聴冥利だと思いました。
※写真は今年2月の愛媛の旅のもので、ブログの内容とは関係ありません。
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