今回の講座では絵本の選書についても学びました。とても有意義でした。以下は抜粋です。
⑴ 具体的で分かりやすいテーマ、絵だけ見て理解できる内容。
⑵ 絵と文が一致し、時の流れや時代背景とも調和している。
⑶ 絵本のサイズは子供たち全員に見えるもの。
⑷ 声に出して心地よい、リズムがある日本語で書かれているもの。
結末で主人公が成長しているもの。
⑸ 日頃から子どもたちの興味や関心のあることを調べ、絵本選びに役立てる。
選書というのは、改めてたいへんな作業だと思いました。
いかに「絵」が大切か、あらためて再認識しました。テーマは時代と共に広がってきます。現在、世界がかかえている環境問題とかジェンダーも含めた差別問題など等。
⑷ の「声に出して心地よい、リズムのある日本語」は、とても高度な選択です。また「結末で主人公が成長しているもの」には頭をかかえてしまいました。先ずは絵本をたくさん読むことからでしょうか。次回はグループ発表会に向けての準備とそして いよいよ「読み聞かせ」の実践、発表会です。
※講師が朗読した絵本
⑴『ごめんねゆきのバス』(作:むらかみ さおり)
※借りてきた絵本
⑴『おこだでませんように』(作:くすのき しげのり、絵:石井 聖岳)
⑵『だってだってのおばあさん』(作・絵:さの ようこ)