8月の猛暑日のある朝、心温まる光景を目にしました。
それは図書館に書籍を返却した帰り、信号待ちをしていた時のことです。横断歩道の向こう側には行きつけのお店 青林檎がありますが、そのお店の前にある郵便ポストを・・なんと丁寧に拭き掃除をしている女性がいらしたのです。ご高齢の方でした。
見慣れた赤いポストを丁寧に丁寧に拭いていらっしゃいます。思わず私はその光景に見とれてしまいました。それで信号を渡りおえた時に、その女性にそっとお声掛けしました。「きれいになりますね。」そして「ありがとうございます!」と。何故かお礼が言いたくなったのです。
その方は、照れたように笑いながら「だって、埃まみれだと嫌で しょ。だから(私)郵便を出したついでに、 いつも拭いているのよ。」と仰いました。‘汚れているのが気になって、投函のついでに 拭いている’と言うのです。私はその飾らない言葉と姿勢に深く感銘を受けました。
表立ってではなく 陰ながらそっと続けてくださっているのです。地域への愛着と誇りが感じられました。きっとご自身も丁寧な生き方をされているのでしょう。私の心も洗われたような気がしました。
私は心地よく幸せな気分になり、あらためて ここは良い街だなあと思いました。
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