傾傾ボランティアに行ってまいりました。今年初です。
今回はKさんという89歳の女性でした。ホームの介護士さんに案内されお部屋に伺うと、Kさんは少々 戸惑いの表情を浮かべられました。
私がにこやかにご挨拶をすると、ベッドに腰掛けていたKさんは微笑んでくださいました。(良かったです。)シンプルなお部屋でした。私は二人用の応接セットの奥へ回りました。
するとKさんは目を丸くして「あなたは背が高くて、スタイルが良いのねえ」と仰いました。私はビックリしました。「素敵なコート! 似合うわ。センスが良いのね。」とも。今度は私が戸惑いました。その後もいろいろと褒めてくださいました・・。(恐縮です)
穏やかな方でした。私が ‘敬聴’ に伺ったとお伝えすると、ぽかんとされました。それからは 私がいろいろと質問を受ける番でした。どこの大学出身かとか、今はどんなお仕事をしているか等などです。また、私が着ていたセーターがお気に召したようで「素敵ね、どこでお買いになったの?」と訊かれました。ファッションにご興味があるのでしょう。
そして、ご自分は会津出身で会津高女(会津高等女学校、現在の葵高校)を出たと誇らしげに仰いました。さらに「山本五十六はご存知?」とお尋ねになりました。私が「あの元帥、海軍軍人の山本五十六さんですか。」とお訊きすると、「私の ‘おじ’ なの。」とお応えになりました。(私は半信半疑でした。)
ところが、サイドテーブルに置いてあるアルバムを見せて頂き、再び びっくりしました。Kさんの息子さんが談笑されているお相手が・・、現在の天皇陛下だったのです。ご一緒の写真が何枚もありました。親しげで和やかな表情です。自慢のご子息の写真でした。
その後も、いろいろとお話をされました。お背は姉妹で一番小さいけど 運動が得意だったことや高等女学校時代の話などです。そして、今でも脚は上がるのよと仰って、実際に片足ずつ上げて見せてくれました。ご年齢を考えれば凄いです。お元気さに驚嘆しました。
帰り際には、ドアまでご一緒してくださり「あなたが感じの良い方だったから、わたくし喋りすぎたわ。」と仰いました。「普段はあまり喋らないの」と。そしてエレベーターが下降するまで見送ってくださいました。喜んで頂けて何よりです。
帰宅後(失礼かも知れませんが)ネット検索をしました。すべて本当の話でした!


![]() |
| 湯島天神 梅まつり(2025/2/8~3/8) |


