目を遣るとN子先生(この施設の代表者で理事長 Y先生の奥様)のお姿も見えました。( なるほど ) カズさんは私達を引き合わせようとなさっているのですね。でも、私は既にN子先生にはお目にかかっており、自己紹介も済んでおりました。それもカズさんのご紹介で・・。N子先生はにっこり笑って私を見ていらっしゃいました。
私はカズさんのご好意に敬意を表して、N子先生にあらためてご挨拶をしました。
すると早速 N子先生は 「あなたのブログを読んでね、(インドネシア人の介護士さん)エドに 『 夕子さんのことを ‘タコ (蛸)’なんて呼ばないように! 』 と注意したのよ。」 と仰いました。(このブログの 64) 参照。)「雰囲気も良くなったでしょう。」 とN子先生は自慢げに仰いました。
N子先生は私のブログをお読みになり、問題点を把握され 改善を図って下さったようです。誠実な方だと思いました。その後もN子先生はご主人であるY先生のお身体のことやいろいろなお話をされました。どこの世界でも旦那さまを支えるのは奥さまの役目。たいへんなのですね。本当に頭が下がります!
また、この日は定例の理事会の日。久しぶりにY先生もお顔をお見せになりました。お元気そうです。私も安心いたしました!
すると・・、Y先生を見つけたマリコさん(83才 女性)とカズさんが先生の取り合いを始めました。我先にと先生のもとに行き、話しはじめたのです。凄いエネルギーです。
Y先生はモテモテです。無理もありません、だってカッコいいです!お年を召されていても私から見ても素敵でした!
そして今度は・・、奥様のN子先生が 「〇〇さん(私のこと)、主人です!」 とY先生を私に紹介して下さいました。戸惑う・・、Y先生と私。
実はY先生とも既に顔見知りでした。3年余り前の研修(実習)日にカズさんから紹介されてました。(このブログの 2) 参照。) しかもY先生は 『蓄音機の演奏会』 にもお出でになり、結構、ノリノリでした!(このブログの27)その4 参照。)
その後もN子先生のお話は続きました。インドネシアから介護士さんを招くにあたり、‘日本での母親代わり’ をお約束したそうです。お食事の支度をしたり、イスラム教徒であるインドネシア人にとって神聖な〝ラマダン〟期間は (日中は断食なので) 日没から日の出までの間に (介護士としての仕事があるので) 充分な栄養を摂らせたりするなど等。
また、インドネシア料理には欠かせない ‘日本では手に入らない食材’ を現地から取り寄せることもあるそうです。たいへんなご苦労です。陰の力が大事なのですね。人に対する愛情でしょうね・・・。
そんな折、‘噂の介護士’ エドさんに車椅子を押されハルさん (85才 女性) がやって来ました。 (このブログの 68 )参照。) ハルさんは私に向かってこう叫びました!
「まだ、生・き・て・た・よ!」と。
( 2019年3月2日(土) 14:00~15:00 )
犬山城 |
明治村 コブシの花