前回に続き文京アカデミア講座『文の京十八の町物語を聞く』に関するお話です。この講座は本年度後期で満六年を迎えるとのこと。凄いですね。
これほど長く そして多くの区民に支えられた講座は他に類を見ません。「語り部」となった講師の数はのべ50余名だそうで、文京区内の‘町単位‘’で それぞれの地域に昔から住んでいらっしゃるご長老などに「生きた町の歴史や文化」を当時の貴重な写真を交えてお話して頂く講座です。
そしてこの度 その記念として、また本年度で終了する(私は初めて知りましたが、一区切りでしょうか)講座の集大成として記念誌を刊行することになり、私はその執筆を依頼されました。
文京区の貴重な歴史として、受講者や区民の心にいつまでも残る記念誌を編みたいとのことで、これまでにご登壇された全ての「語り部」と文京区に縁のある方々がお書きになるそうです。その文京の「生きた町の歴史」を残すための記念誌に「別の角度からのアプローチで」と私も寄稿を依頼されました。