2022年8月15日月曜日

149) 【徒然に】園児たちからの「可愛い~!」コール

またまた コロナ感染者が増え ビクビクしながら市ヶ谷へ向かいました。マスク、消毒液を持参し感染対策はバッチリです。あとは 3蜜(密閉・密集・密接)をさけてと自分に言い聞かせて、いざ幼稚園での「読み聞かせ」ボランティアへ。

でも・・、子供たちが待っている2Fの教室に伺うと、想定外の大人数、25名の園児たちが待ち構えていました。「今日は預かり保育の園児が多いんです。」と先生。先輩の話では「読み聞かせ者一人につき 5名ほどの園児」とのことでしたが。

一つ目の蜜(密集)はあえなく消沈。そして一番手の私が持参した絵本『にんじんさんがあかいわけ』を手に携え いつもの教室ではなく、書棚がある仮設のスペース(密閉?)に向かって歩き出すと・・、いきなり赤いTシャツを着た男児が私の腕をつかみ「いま、何時?」とまさかの超スキンシップ、超 密接! (えっ、なんで?) 

男の子は自分の顔より大きな ‘壁かけのマル時計’ を左の腕で抱きかかえていました。そして(腕)時計に興味があるのか、私の時計をベタベタと触り始めました。
それから私の顔を見て「ねぇ、頂戴!」とおねだりをはじめました。「ごめんね、私、この時計一つしか持っていないの。」とやんわり断りました。「ふうーん。」と彼。残念そうでした。

それで済んだかと思いきや、今度は他の園児たちも私の周りに群がってきました。(またしても・・、なんで?)皆で腕時計を覗きこみます。私は焦りました!何故って、私は敢えて時計を5分進めていたからです。幼稚園の壁掛け時計とは時間が合わないのです。

先に私は園児らに言い訳をしました。「遅刻しないようにわざと進めているの。」と。すると、あの赤シャツ男児や別の男児が「僕もそう(真似)しようーと。」と言い出しました。真似させないように説得するのに私は一苦労しました。(余計なことは言うものでないと反省しました。)

その後も読み聞かせを始めようとすると、今度は女の子たちが私のカメオのペンダントを目ざとく見つけ反応しました。「カワイイ!」「可愛い~!」と。4~5人の女児と男児までが寄ってきました。ペンダントに触ったり、なかには私の膝の上にのる子どもさえいました。超密集、超密接の極まりでした。

読み聞かせ後に一息ついていると、恐竜のティラノサウルスのTシャツを着た(自称)恐竜博士の ‘ハカセくん’ につかまりました。またもや至近距離でたくさんの会話をし、一緒に本を読んだりして 冷や冷やもので ボランティア活動を続けました。 


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