内心はとても残念でした。なぜって?・・今日は今年初めての敬聴の日だったからです。
このお正月で105才になられた筈のカズさん(女性)や皆々さん、お元気でしょうか。お会いしたかったのですが・・・。
3Fに着くと6Fのフローとはテーブルの配置等が異なっておりました。
そして入所後 一週間のYさん(80才 女性)のお話を聴くことになりました。
Yさんは初めのうちは顔をしかめ、とても不安そうでした。
家族(娘さんとお孫さん)はお仕事があり忙しいので、この施設に預けられたと嘆いておりました。早く自宅に戻りたいので、リハビリの先生を待っていた!との事です。(でも・・、確かリハビリは日曜ってお休みのはずですが。)
わたし、リハビリの先生でなくて申し訳ないです・・。
しかしお傍でお話をし始めると、時おり、笑みも見せてくれました。
そうこうするうちに、テーブルの真向かいに、Hさんと言う82才の女性が介護士さんに身体を支えられ席に着きました。なにか独り言をブツブツとつぶやいておりました。
Yさんは『あのおばあちゃん(Hさんのこと)は歌がとっても上手なの。』『一曲 歌ってもらったら。』と私に勧めました。そこで私がHさんに一曲歌をお願いしてみると、Hさんは嬉しそうに「チューリップ」と「七つの子」を歌って下さいました。声がとても可愛らしく澄んでおりました。
更にリクエストをすると「どんぐりころころ」や「あめふり」、「夕焼小焼」等を次々にご披露して下さいました。とてもお上手でした。
年齢を重ねたせいでしょうか、私は さいきん 童謡をきくと胸がいっぱいになります。
そんな時、介護士さんから 『あちらの方がぜひ貴女とお話ししたいと仰ってます。』 と呼び掛けられました。 逆指名?
振り向くと、70代の女性の方がじっと私を見つめておりました。
とても素敵な方でした。でも・・、こんなケースは初めてです。
( 実施日:2018年1月21日(日) 14:00~15:30 )
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