翌 2日目はウクライナの首都 キエフ観光です。聖アンドリーイ教会、聖ソフィア大聖堂、キエフ・ペチェールシク大修道院などを見学しました。
ここでも お仲間たちから「トイレはどこかしら?」とか「いま、ガイドさん 何て仰ったの?」そして「次はどこ行くの?」等々 問われるありさまです。にわか添乗員の私は大忙しです!?
お昼にはキエフ風カツレツ(ウクライナの郷土料理で、バターを骨なしの鶏胸肉で巻き、小麦粉、溶き卵、パン粉の衣をつけて焼くか揚げたカツ料理。)が用意されていました。とても美味しかったのですが・・。
尾籠な話ですが、その昼食時に トイレから戻ってきた 艶子さんという70代後半の方から「あなた、早く御不浄(トイレのこと)に行ってらっしゃい。一番奥のよ!」と言われ ビックリしたことを憶えています。
理由を伺うと「あなたの為に 便座シートで(トイレを)きれいに(掃除)してきたから、他の人が使う前に行ってほしいの。」とのお返事でした。なんとも ご親切な?方でした。せっかくなので・・ 、私は無理して行ってきました。
キエフのホテルはオリンピスキ・スタジアムの傍にあり、その夜はサッカーの試合があったらしく、観客の歓声で私は眠れませんでした。おまけにツアー客の中で私ただ一人が蚊に刺され、痒くて眠りが浅かったことも覚えております。
キエフの蚊はカトンボのように大きく しかも貪欲で、私が長袖のパジャマを着ていたにも関わらず その上から刺したのでした。「キエフの蚊、恐るべし!」
翌日は赤く腫れました。なぜ私一人が刺されたのでしょう。若かったからでしょうか? 心優しい旅の仲間たちは心配して下さり、ムヒやオイラックス、また病院の処方薬など、たくさんの虫刺され軟膏を分けて下さいました。さすが旅の達人、用意周到でした!
そして、次の訪問地 憧れのフィンランドで体験した本場のサウナ後は、ますます血行が良くなり、私の腕はさらに赤く腫れあがりました!