平成29年度の文京ボランティアまつりの見学に行ってきました。
『絵本をつくる本』(このブログの 37) に掲載)の編集者Mさんと一緒です。
「文京ボランティアまつり」とは、文京区での活動を中心とするボランティアや市民活動団体、またNPOや企業などが、体験や展示 そしてイベントステージやバザー、模擬店などで、遊びも交えて自分たちの活動を来場者に紹介する機会を設け、一方、来場者たちは楽しみながら諸々を体験できる ‘おまつり’ です。
各ボランティア活動への参加(希望)者を増やしたり、おまつりの参加者同士のネットワーク作りのきっかけにする事が目的だそうです。
そうすると・・、先日の『絵本をつくる本』(子供等と一緒にお年寄り達が、楽しみながら ‘自分たちだけの地図’ を作る)をこのボランティアまつりでご紹介したいと言う “我々の提案” の 「どこが趣旨にマッチしていないのか」、反対された理由が解りません。
なぜなら、傾聴ブースでは「色カルタ」(このブログの34)に掲載)を紹介し、他団体のボランティアの方々がゲームに参加していたからです。また、傾聴とはあまり関係があるとは思えない、ネームカードに付けるビーズのストラップまで傾聴ブースで売られておりました・・・。
私はあらためて、自分の目指す「敬聴」活動のあり方を考えました。
ちょうど、今年で「敬聴」ボランティア活動も3年目を迎えました。
私自身の「敬聴」に関するビジョンと「敬聴」にのぞむ ‘姿勢’ の再確認が必要でした。
① 主役は相手(お年寄りたち)。
② お年寄りたちに ‘つかの間’ でも心地よい時間、楽しい時間を提供する。
③ お年寄りたちに寄り添い、心の声を聴く。
④ 言葉にならない声(たとえば、その方の目の動きや表情、微妙なしぐさ等 ) をこころの眼で受け止め、敬って聴くこと。
つまり、相手の感情表現を見逃さずに聴く姿勢。
⑤ 今後は若い人達にも参加して(仲間になって)頂ける活動をする。
さて、今の私はどうでしょうか。きちんと出来ているでしょうか。
八芳園
ハウステンボス