2023年9月15日金曜日

175) 【徒然に】インフィニティ 「第二回 ひとり朗読会」

いよいよ9月30日は第二回「ひとり朗読会」です。着物を着て初めての時代物に挑戦します。三味線は女流義太夫の友人 鶴澤賀寿さんに頼みました。

今回は昨年(第一回 ひとり朗読会)来て下さった友人たちに加え、傾聴に伺っている文京区の高齢者施設の方々やボランティア仲間がお越し下さいます。おかげさまで満席になりました。コロナ感染者が漸増している点を踏まえ、客席を大幅に減らしましたが、最終的には40席になりました。

演目は村上元三作『白子屋騒動』です。大事にしたい作品の一つですが、自らハードルを上げてしまいました。本来であれば、じっくり一年以上かけて語りたいものです。 今回は「初回バージョン」としてお聴き頂ければと思っております。 来年も同じ演目で第三回目の「ひとり朗読会」を行う予定です。実践である朗読会は朗読を学ぶ上で必要なのです。

先日、今回の朗読会にお越し下さる80代の女性Mさん(このブログ 131)にもご登場)と電話でお話をしました。実はパソコンをお使いでない方々にはチラシを郵送させて頂いたのですが、何とご丁寧にもそのチラシをテーブルの前に飾っているとのこと。そして「とても楽しみにしています。」と言われました。私は胸が熱くなりました。

歌舞伎にも造詣が深い彼女から「戦争がなく平和な時代の江戸文化は、何でも楽しく、喜ばしく思う気持ちですよね。細かいことはともかく、すべて楽しければ良いんですよ。朗読も楽しんで下さいね。」とのアドバイスを頂きました。自由な庶民の文化。仰る通りでございます!

ともあれ気負うことなく、お越し頂いた皆さまに楽しんで貰えるような会にしたいと思います。(がんばります!)


    【記】
2023年9月30日(土)
会場: 肥後細川庭園 松聲閣
開場: 14:30
開演: 15:00
木戸銭: 1,000円


※9月25日分のブログは一回お休みいたします。次回10月15日に更新するブログをぜひご高覧下さい。