2022年7月25日月曜日

148) 【徒然に】絵本の読み聞かせ 再開!

九段幼稚園でも絵本の読み聞かせが再開しています! とは言っても・・、わたくし幼稚園での読み聞かせは今回で2回目の初心者です。(このブログ 96) ご参照)

コロナ前とは様式が変わったとのことです。なるべく家庭の「くつろぎタイム」のようにして欲しい。「自由な雰囲気で!」とお願いされました。(ん? かえって難しいかも。)

実際に訪問してみないと「どこがどう変わったのか」よく分かりませんが、私にとっての大きな変更点とは、読み聞かせの前に園児たちと一緒に行う『はじまるよ はじまるよ』という定番の ‘手遊び歌’ がなくなったことでした。

その『はじまるよ はじまるよ』という ‘手遊び歌’ を読み聞かせが初めての私は存在すら知りませんでした。ましてや読み聞かせの前に ‘歌いながら手遊び(振り)を行う’ 等とは全く聞いていませんでしたし、説明も受けていなかったのです。

その結果は散々なもので、私は可愛いらしい3歳児の男の子につぶらな瞳でじっと見つめられ、たじろいだ記憶があります。男の子は私から目をそらしませんでした。困りました。ずっと私を見たままです。あやふやな私の手振りを責めているような気さえしました。しかし、最後に男の子がにっこりしてくれたので ほっとした次第です。

それで、私は次の訪問までには この手遊びを「何が何でも習得しなければ!」と意気込んでいたのです。でも・・、残念ながらコロナ禍により腕を振るう(手を振るう?)チャンスを逸しました。それが今回からなくなったのです。嬉しいような、気が抜けたような気がしています。

そんな私が今回 持参する絵本は、童心社『にんじんさんがあかいわけ』(松谷みよ子作、ひらやまえいぞう絵)です。ほわっとした読んでいて気持ちが安らぐ絵本です。最後の「とっぴんぱらりのぷう」という魔法のようなフレーズが心にのこります。

園児たちにも喜んで貰えるでしょうか。そして今回も彼らから「芽吹きのエネルギー」を頂けるでしょうか。






2022年7月15日金曜日

147) 【徒然に】そろそろ出番でしょうか

先日、ゆしまの郷 家族会の代表 Fさんからお電話を頂きました。Fさんは以前私を ‘文京区男女平等センター’ の常任委員に推薦して下さった方です。

いま施設に足りないもの、必要なことは「お年寄りたちのこころの声を聴いてくれる人 すなわち、あなたのような傾聴ボランティアです」と。施設長との対談時の話だそうですが、私にボランティアを継続してもらえるかどうかの打診でした。

「もちろん、喜んで!いつでも伺います!」と私は即答いたしました。何故なら それを待ちわびていたからです。絶対に傾聴は必要不可欠だと信じていました。お役に立てるのを嬉しく思いました。

コロナは終息しておりませんが、社会的状況の収束をもって世界は「コロナと共存(共生)」の時代に入りつつあります。私たち以上に 自宅を離れたお年寄りたちは精神的に参っているのではと懸念しておりました。何らかの策を講じて、外部との接触、コミュニケーションを図るのが大切だと私は思います。

今後の傾聴活動は以前のように(私が)各フロアに出向き 複数の方々の敬聴をするのではなく、1Fのホールなどに 入居者をお一人づつ介護士さんに連れてきて貰って行うようです。もちろん双方が感染対策をしっかり講じてです。

そのために アクリルパーテーション等も検討されるようですが、衝立越しの ‘マスク着用での敬聴’ をお年寄りたちが、怖がったり 嫌がったりしないか等、すこし私は心配になりました。そして諸々の物理的な ‘キョリ’ があっても、文字通りその方に「寄り添える」のか・・、不安材料はたくさんあります。

とは言え、始めてみなければ問題点も改善策も見つかりません。私はひたすら心をこめて 初対面となるお年寄りの方々への敬聴をするだけです。




一葉バラ

一葉ゆかりの井戸