**日本の従軍看護制度が始まったのは、明治20年代と言われる。1890年(明治23年)4月に、日本赤十字社看護婦養成所に10名が一期生として入校した。養成期間は3年で、卒業後には20年間にわたり応招義務が課せられた。
日本赤十字社看護婦養成所を卒業した者は、平時には日赤病院その他に勤務し、戦時招集状が届けば、いかなる家庭の事情があろうとも戦地に出動するのが原則であった。
事実、太平洋戦争(大東亜戦争)時には、産まれたばかりの乳飲み子を置いて招集に応じた看護婦も少なくない。
カズさんは時々、『我われナースは・・・。』等と、英単語を交えながら、当時の様子を話し始めました。
いきなり船で戦地に連れていかれ、遠い異国で負傷者の手当てをしたとのことでした。
誇らしげでもあり、壮絶な体験を思い出したようで複雑な表情でした。
(実施日:2015年12月26日(土)14:00~15:00)
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